「さ、始めましょっか」

約束どおり翌日から僕たちの勉強会が始まった。あの惣流さんと二人っきりというシチュエーションに本当は逃げ出したい気持ちだったけど、いざ勉強会を始めてみると、彼女は実に優秀な先生であることがわかった。相変わらず口は悪いけど、僕の苦手なところはわかるまで何度でも説明してくれたしその説明もとても丁寧でわかりやすかった。

始めは一日一時間という約束で始めた勉強会だったが、その時間は日に日に伸びて7日目の勉強会が終わったときには、辺りがすっかり暗くなるほどだった。

おかげで僕のドイツ語の実力もメキメキと、と言いたいところだけどそんな簡単に身に付くはずもなく。それでも前期テストの間違えた箇所くらいは、問題なく解けるようになっていた。この調子だと今回のテストはまあまあいけるんじゃないかと思う。

そんなこんなで、僕と惣流さんの関係も自然と良好なものに変化していた。始めが始めだっただけに、良好と言っても険悪な状態を脱したくらいのものだが。少なくとも僕も惣流さんも、必要以上に敵対意識を持つようなことしなくなっていた。

そして、こうして自然と付き合えるようになってくると、普段の強気な彼女とはまた違った一面がチラホラ見えるようになる。

強気な口調とは裏腹に意外と優しいところとか。日本語を話すのはあんなに上手なのに書くのはすごく苦手だったりとか、僕にはあんなに強気なくせに意外と人見知りだったりとか、学食のコロッケが好きでとっても嬉しそうに食べることとか。

そう。どうやら惣流さんは学食のコロッケがとても気に入っているらしい。
そういえば、初めて会ったあの日もポテトコロッケを嬉しそうに食べてたんだよなぁ。

先日通りがかった学食の入り口で、メニューのサンプルをジッと見つめている惣流さんを見つけた。
この学食はメニューが豊富でおいしいので学内でも特に人気のお店だ。中でも人気が高いのが定食でそのメニューは4種類。A定食はポテトコロッケ。B定食は唐揚げ。C定食は日替わり。そしてもう一つ。特別A定食というのが存在する。

この特別A定食というのは「特別」と付くだけのことはあって値段も1200円と学内でも特に高価だ。有頭エビフライにカニクリームコロッケ、そして黄金色のジャガイモを使って作ったというポテトコロッケがメインになっているらしい。

惣流さんはその特別A定食をじっと見つめてひとしきり悩んだあと、首を振って学食へ入っていった。どうやらあの様子を見る限り特別A定食は諦めたのだろう。惣流さんのことだ。あの黄金色のジャガイモを使って作ったというポテトコロッケが気になっているに違いない。

ポテトコロッケに頭を悩ませる。そんなおかしなところもまた、惣流さんを身近に感じさせる理由になった。

それからも僕たちの勉強会は順調に進められたのだが、テストが一週間後に迫ってくるといよいよ僕も焦りが出てくる。

「そろそろ僕の英語のノート、返してくれないかな?」

ドイツ語は良しとしても肝心の英語はまだ何も勉強できていない。このままではドイツ語の成績と引き換えに英語の単位を落とすことになりかねないのだ。

「あぁ、ノートね。明日持ってくるわ」

それなのに、惣流さんは次の日になってもノートを返してくれなかった。

「今日持ってきてくれるって言ったじゃないか」

「明日は必ず持ってくるわ」

そして次の日も。次の日も。僕が何度お願いしても、惣流さんはノートを返してくれない。
ここまでくると、わざとやっているんじゃないかと疑いたくなってしまう。
僕をからかっているんだろうか? 僕が焦るのを見て面白がってるんだろうか?

いよいよ業を煮やした僕は今日こそは絶対に返してもらおうと心に決めて、惣流さんの待つ図書室へと向かった。

図書室へ入るとかすかに談笑する声が聞こえた。書棚が邪魔してまだ姿は見えていないが、たぶん惣流さんだ。

書棚から顔を覗かせるとその声の主はやっぱり惣流さんで、その話相手はイギリス人の英語講師だった。
図書室という場所のためとても小さな声ではあるが、それでも時折笑い声も交ざり、とても会話が弾んでいる様子。彼女が僕やケンスケ以外の人間と親しそうに話をしているのを見たのは初めてだったから、だからなんとなく邪魔しちゃ悪いような気がして少しだけ声をかけるのを躊躇った。

そうして微かに漏れ聞こえる彼らの会話。
先週、僕の英語のノートを必死に借りようとしていた彼女が話していたのは、あろうことか流暢な英語だった。

すぐにはその意味が分からず、僕は思わずその場に立ち尽くす。

あれほど必死に僕の英語のノートを借りようとしていた彼女が、実は英語も堪能だったなんて。ひどく馬鹿にされた気がして、とても不愉快な気持ちに襲われた。
いや、実際馬鹿にされていたのだろう。そうでなければ必要のない英語のノートをいつまでも返さないでいる意味がわからない。

惣流さんを目指して歩き出した。僕に気づいた英語講師は、惣流さんに軽く手を振って席を離れて行った。

「遅かったじゃない」

そう言って笑った惣流さんにとてもイラついた。
どこまで僕を馬鹿にすれば気が済むんだ? なんで気付かなかったんだろう。初めて会った日からそうだったじゃないか。僕を振り回して馬鹿にして。どうしてそんな彼女と少しでも良好な関係を築けたと思ってしまったんだろう。

「英語、しゃべれるんじゃないか」

僕の問いかけに彼女は「しまった」という顔をした。

「どうしてノートを返してくれないんだよ?」

「それは」

「僕を馬鹿にして、そんなに楽しい?」

「別にそういうわけじゃ」

「じゃあ一体何?」

「…………」

惣流さんは黙ったまま俯いている。そんな彼女を見て、僕はひどくいたたまれない気持ちになった。あの惣流さんが反論してこないなんて、僕は言い過ぎてしまったのだろうか。

そんな後悔の念を感じ始めた。そのとき。

「黙って聞いてりゃ」

バンッと机に手を突き、惣流さんが突然立ち上がった。

「だからアンタはバカなのよ! 英語を話せる人間が英語のノートを借りちゃいけないわけ?」

「そんなこと言ってるんじゃないだろっ」

「アンタだって、アタシがノートを借りたおかげでこうしてドイツ語の勉強ができるんじゃないっ」

「それはありがたいと思ってるよ。でも僕はドイツ語と同じくらい英語も勉強しなくちゃいけないんだよ。それなのに君は英語のノートを全然返してくれないじゃないか。僕と違って、君は英語ができるのに。僕には君が意地悪してるようにしか見えないよ」

勇気を出して反論した僕の言葉に、惣流さんの眉毛がピクッと動いた。

「アタシが、意地悪?」

「いつになったら返してくれるんだよ?」

「アタシが意地悪でノートを返さないと思ってるの?」

「理由があるなら、教えて欲しいね」

「アンタねぇ」

「ここは図書室ですよ。静かにしてください」

売り言葉に買い言葉でお互いヒートアップしたところに、ついには司書の注意が飛んできた。はたと気付いて回りを見回すと、図書室中の視線を一心に集めてしまっている。

惣流さんに係わるとこればっかりだ。やっぱり僕と惣流さんが仲良くなるなんて、始めから無理だったんだ。

僕は司書に頭を下げると、憮然とした表情のまま席に着いた。

「わかったわよ。返せばいいんでしょ、返せば」

そう言うと、惣流さんは自分の鞄をガサガサと探って僕のノートを取り出した。
なんだ。持ってきてるんじゃないか。

差し出されたノートを手にしようとしたら、スルッとノートが手をすり抜けた。僕がノートを掴もうとした瞬間、惣流さんがノートを頭の上まで持ち上げたのだ。

「なんだよ」

「このノート返したら、勉強会終わりなのよ」

「わかってるよ」

「それでもいいのね」

「そういう約束だから」

「今からわからないところが出てきても、もう教えてあげないわよ」

「仕方ないよ」

惣流さんはジッと僕を見つめると、

「そう。わかったわ。じゃあ、もういい」

バシッとノートを机に叩きつけて、図書室を出て行った。

これで英語の勉強ができる。少しだけホッとした。
でも惣流さんとのやりとりはなんか後味悪かったし、それにちゃんとお礼を言ってなかったことを思い出した。あんなに一生懸命ドイツ語を教えてくれたのに。少しくらいお礼をするつもりだったのに。

最後の勉強会になるはずだった日に、ケンカなんかするんじゃなかった。

僕はすぐには立ち上がる気にはなれなくて、机に叩きつけられたノートを何気なくパラパラとページをめくる。英語のテストまで今日入れてあと3日あるから、毎日集中して英語だけ勉強すればきっと今からでも間に合うだろう。

パラパラパラパラ。テスト範囲を目分量で測ってみた。3日間では、ちょっときついかなぁ。

そうやってパラパラめくっていく内に、見覚えのない付箋がいくつも付いていることに気が付いた。そこに書いてあったのは不恰好な「漢字」に危うく鏡文字になりかけた「ひらがな」。それは紛れもなく、書くのを苦手だと言っていた惣流さんのちょっと下手くそな日本語だった。

書いて直して、書いて直して。一生懸命書いた跡が見て取れた。そんな風にしながらたくさんの付箋にいくつものアドバイスを書いてくれている。
しかしその書き込みは、あと数ページを残したところで終わっていた。早く返せと僕が急かしたから、だから最後まで書けなかったんだ。毎日僕にドイツ語を教えてくれたあと、家に帰ってからこの英語のノートを書いてくれてたのか。
知らなかったとは言え、僕は惣流さんに酷いことを言ってしまった。こういうのを「他人の厚意を踏みにじる」って言うのかな。

本当に、ごめん。

放課後の勉強会が始まって3日目くらいの頃に何気なく言ったひとことを思い出した。

「惣流さんみたいな先生がいたら、英語もすぐできちゃいそうだね」って。

そうしたら惣流さん「アンタ英語も苦手なの? もぅ、本当にバカなんだから」そう言いながら笑ってた。
それは意地悪なんかじゃなくて。とても優しい笑顔で。でもちょっとだけ困った顔で。
きっと惣流さんはそれを覚えていてくれに違いない。

口は悪いけどとっても優しいってこと、ちゃんと知ってたはずなに。とても惣流さんらしい出来事なのに。

先日、ケンスケが言っていたことを思い出した。

「碇は興味のないことに無関心すぎ」

本当だね。ケンスケの言った通りだ。僕は目の前にいた彼女のことを全然見ていなかったということに、今ようやく気がついた。



惣流さんとケンカ別れした日からおよそ一週間後、ついにテストの結果が発表された。
勉強の甲斐あって、前回のテストからは考えられないくらいにドイツ語の点数が伸びていた。これで再テストの心配も、単位を落とす心配もなくなったと思う。だからこそ、あのときちゃんとお礼を言えないままケンカ別れしたことが、とても悔やまれた。

あぁ、それで罰が当たったのかな。ドイツ語の成績と引き換えに英語では惨々たる結果を収めてしまったのだ。

理由はわかってる。
惣流さんがノートを返してくれなかったからとか、時間が足りなかったからとか、そんな理由ではない。

ただ単純に、気になって勉強できなかったんだ。
英語のノートのちょっと下手な文字を目にするたび、惣流さんに言ってしまったことを思い出して後悔の念に苛まれたり、惣流さんが何度も漢字を書き直している様子を想像してクスッと笑ってしまったり。
そんな風に余計なことばかり考えてしまって、勉強が手につかなかったんだ。

また惣流さんの厚意を無駄にしてしまった。せっかく書き込んでくれたアドバイスを、役に立てることができなかったのだから。

でも嘆いてばかりはいられない。英語は再テストの代わりにレポートを提出することになっているのだ。期限は明後日のお昼まで。つまりは25日のお昼までということ。
なんとしても書き上げて提出しなければならない。今度こそ、自分の力だけで。

あれから足を踏み入れていなかった図書室を、僕は再び訪れた。なんとなくいつも座っていた席に着いて、そうしてフッと辺りを見回してみる。
図書室は僕の心の内に全く構わずに、いつものように静けさで僕を包んだ。ここに座っている僕の心は、こんなにもザワザワしているのに。

でも今の僕にはそんな感傷に浸ってる時間はない。
胸のザワザワを振り切るように、ギュッとシャーペンを握りしめた。






昨日から書き始めたレポートを仕上げるため、僕は今日もまた図書室にいる。
苦手な英語でレポートを書くというのは本当に難しい。書いて直して、書いて直して。惣流さんもこんな風にして英語のノートの書き込みをしてくれたのかな。そう思うとなんだか胸が苦しくなる。

時間はかかったけど、下手な英語ながらどうにか半分くらいは書き上げた。あともうひと頑張りだ。

すでに多くの学生が冬休みに入った図書室は閑散としていて、静かで集中できると言えばその通りなんだけど、でも人のいない図書室というのはなんだかとても寂しい。

けっこう集中していたみたいで、ふと顔を上げたときにはもう日が傾きかけていた。
課題のレポートにも終わりが見えてきて、僕はふぅっと一息つく。
この時間の図書室には、もう僕以外には司書しかいなくなっていた。静か過ぎて耳が痛い。

ボーッとしていた僕の目の端に、チカチカと光るものが飛び込んできた。貸出カウンターの上に置かれたクリスマスツリーだった。

そういえば今日はクリスマスイブだったっけ。なんで僕はこんな日にひとりでレポートなんか書いてるんだろう。自業自得。本当に僕はバカだ。

はぁとため息をついて、再びレポート用紙に目を落とした。
ペンが紙に擦れる音だけがやけに耳につく。さっきまでは全然気にならなかったのに。
今日はそろそろ終わりにしようかな、そんなことを考え始めたとき、僕の斜め前の席にガッと音をたてて誰かが座った。

こんなに席が空いているんだから、何もそんな近くに座らなくても。

チラッと顔を上げてみる。僕は驚いてその横顔を見つめてしまった。だってそこにいたのは惣流さんだったから。

惣流さんはここにいる僕のことなどまるで気づいていないように、レポート用紙を広げてサラサラと何かを書き始めた。

「あ、あの」

僕は何か言わなくちゃいけないような気がして声をかけたんだけど、惣流さんは僕のことなど全く気にしていない素振りのままだったから、僕は独り言のように話を続ける。

「あの、惣流さんがドイツ語を教えてくれたおかげで単位落とさなくて済みそうなんだ。ありがとう」

だけど惣流さんは顔を上げてはくれない。

「それと、えっと、あの英語のノートだけど、なかなか返してくれなかったのは意地悪なんかじゃなかったんだよね。それなのに惣流さんにひどいこと言っちゃって」

惣流さんのその手が止まった。

「本当にごめん。僕のために惣流さんがそこまでしてくれるなんて思わなかったから」

「それで?」

「?」

「それで英語の成績はどうだったの?」

ようやく顔を上げてくれた惣流さんは、久しぶりに見るあの強気な表情で僕を見ていた。

「それが、あまり上手くいかなくて」

「もしかして今書いているのは英語のレポート?」

「う、うん」

惣流さんが「はぁ」とため息をついた。

「もう。本当にバカなんだから」

でもそれは意地悪なんかじゃなくて、とっても優しい言い方で。

「うん。本当にごめん」

他に言うべき言葉が見つからなくて、僕は思わず俯いてしまう。

「あとどのくらいで終わりそうなの?」

「あと一時間くらいかな」

「ふ〜ん、そう」

それだけ言うと、惣流さんはまたペンを走らせ始めた。

「惣流さんもレポート?」

「まぁね」

「そういえば惣流さん、英語のテストのとき教室にいなかったよね? 英語、とってたんじゃなかったの?」

「とってるわよ。でも今回は編入で授業日数が少なかったから、テスト免除の代わりにレポートの提出なの」

「へぇ、そうなんだぁ。ん? テスト免除? あれ? じゃあなんで僕のノートを借りたいだなんて」

「そ、それは」

惣流さんが「しまった」という顔をした。その上、目が泳いじゃったりして。
僕は何かいけないことを言ってしまったのかそれはわからないんだけど、こういうところがなんていうか、惣流さんてやっぱりおもしろいと思うんだ。

「I had a crush on you.」

「えっ?」

不意に惣流さんが何かを呟いた。英語のようだったけど、僕にはよく聞き取れなくて。

「なあに?」

「お、遅れを取り戻すためよっ」

「そっかぁ。中途編入も大変なんだね」

「ま、まあね」

なぜか惣流さんは顔を真っ赤にして俯いた。そして少しだけ上目使いに僕の顔を覗き込む。

「ねぇ、許してほしい?」

「うん。できれば」

僕は真剣な顔で頷いた。

「アタシ、お腹空いちゃったのよねぇ。夕食をご馳走してくれたら許してあげてもいいけど」

「えっ、そんなことでいいの?」

「でも飛び切りおいしいものじゃなきゃダメよ」

「おいしいものか。でも今日はクリスマスイブだからどこのお店も混んでるかもしれないよ」

「何言ってんのよ。学食があるじゃない」

「えっ、そんなところでいいの?」

「ただし、特別A定食以外認めないわよ」

「特別A定食?」

先日、学食の入口で特別A定食のサンプルとにらめっこしていた惣流さんを思い出して、思わずクスッと笑ってしまう。

「何よ?」

「ううん。お安いご用だよ」

「じゃ、早く終わらせちゃいましょ」

それだけ言うと、惣流さんはとても嬉しそうにニコッと笑ってサカサカとペンを動かし始めた。

笑っちゃいけないと思うんだけど、でもつい笑っちゃうんだ。だって可笑しいんだよ。惣流さん、鼻歌なんか歌ってる。
特別A定食が余程嬉しいのかな? 黄金色のジャガイモを使ったポテトコロッケがそんなに食べたかったのかな? ふふふ。なんてわかりやすいんだろう。本当に面白いやつ。

笑顔の惣流さんを見ると僕も自然と笑顔になってしまう。そういえば惣流さんと一緒にいるときはいつもそうだった。惣流さんが笑顔でいるだけで、周りの空気がパァッと明るくなって。

こんな日にこんな場所にいるなんて。さっきまではそう思っていたけど、今はもうそうは思わない。
彼女と一緒なら。

彼女が一緒ならこういうクリスマスイブもきっと悪くない。
そして願わくは。




どうか彼女も同じ気持ちでありますように。


...終


あとがき

最後まで読んでくださってありがとうございました。
意味のわからんタイトルをつけてしまいました。すみません。
一生懸命書いたので、ちょこっとでも楽しんでもらえたらいいなぁ。

ちなみに文中の「I had a crush on you.」ですが、
別の言葉で言い直すと「I fell in love with you at first sight.」ってところでしょうか。
つまりは”一目惚れ”ってことです。
いくら英語が苦手なシンジでも「fall in love」は理解できてしまうだろうということで、
別の表現を使いました。
それをわかった上でもう一度読み返していただくと、
アスカの謎の言動が理解し易くなるかもしれないですねw

久しぶりの作品がこんな駄作で申し訳ないです。本当に。
よかったら感想送ってくださいな。

Happy Holidays!





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