「あー、もう本当に嫌になっちゃう」

中学校からの帰り道、アスカは自慢の金髪を揺らしながらシンジを振り返って後ろ向きに歩いていた。今日あった古文の授業の難しさについて愚痴をこぼしていたのだ。
すでにドイツで大学を卒業している天才少女とは言え、初めて学ぶ日本語の国語、特に未知の領域である古文については一筋縄ではいかないようである。

「シンジにはわからないでしょ。この大変さ。シンジはシェークスピアを原文で読めって言われたらどうする?」

「えっ、そんなの僕には難しすぎるよ」

「そうでしょう? 私は今それをやれって言われているのと同じなのよ。日常会話ならともかく、昔の言葉まで知らないわよ。まったく」

「ははは」

シンジは苦笑いしながらも、そんなアスカを温かな眼差しで微笑ましく見ている。

「アスカ、ちゃんと前を向いて歩かないと危ないよ」

「こんな車も通らないような道、大丈夫よ。って、え!?」

「危ない!!!」

「ウソ」

シンジが声を上げると同時に、アスカの体がスローモーションのように後ろに崩れ落ちていく。

えっ、なに?

温かくてフワフワしたものがふくらはぎの辺りに触れたかと思うと、勢いよく歩いていたアスカは足をとられる形になって、そのまま頭から後ろへと傾いていった。

やっ。

そのときアスカが地面に倒れるより一瞬早くシンジが手を伸ばすと、アスカの腰を支え自分の方へ抱き寄せた。

「はぁ。危なかったねぇ」

えっ!?なに? アタシ、今シンジに抱きしめられてる???

アスカは自分の身に起きた出来事がいまだ理解できず、シンジの胸に顔をくっつけたまま耳の先まで真っ赤になって固まった。
ところがシンジはアスカのそんな様子にまったく気づかず、アスカの肩越しに誰かに話しかけている。

「危なかったね。大丈夫? お前もちゃんと前を向いて歩かなきゃだめだよ」

「ニャー」

危うくアスカの下敷きになりかけたトラ猫は、シンジに礼を言うようにかわいらしく一声鳴くと、しっぽをツンと立ててトコトコとその場を後にした。

「アスカも気をつけなきゃだめだよ。後ろに転んで頭でも打ったら大変だからね」

そう言いながらシンジはアスカからそっと体を離すが、ポーッとしているアスカの耳にはシンジの声など聞こえていない。

「アスカ、ねぇ、アスカってば」

ハッと我に返り、赤い顔のまま少しだけ顔を上げて上目遣いにシンジを見た。

「あ、うん」

今のアスカには、これが精一杯の言葉だった。それ以外の言葉が思い浮かばないのだ。

びっくりしたぁ。シンジって意外と力あるんだ〜。そうだよね。いくらひ弱そうでも男の子だもんね。どうしよう。アタシ、なんかドキドキしてる。シンジの顔がまともに見られない。アタシ、どうしちゃったの?

「アスカ、ちゃんと前を向いて歩かなくちゃだめだよ。猫、踏んじゃうところだったんだから」

むむむっ。何よ、その言い方。アタシの気も知らないで。アタシのこと抱きしめておきながら、なんでアンタはそんなに普通にしていられるのよ。

「わかってるわよ。それよりその言い方、アンタはアタシより猫の方が心配だったような口振りね」

「そんなことないよ。アスカのことも心配してたよ」

「アスカのことも? 何よそれ。アタシをおまけみたいに言わないでよ」

「おまけだなんて、そんなこと。僕はアスカが転んで怪我するのも嫌だし、猫が踏まれるのもかわいそうだと思っただけだよ」

む〜っ、その善人ぶった口調がムカつくのよ! なんでいちばんにアスカのことを心配したよって言ってくれないの!? シンジのいちばんは、アタシじゃなきゃだめなの!!

「結局、アンタはアタシと猫が同じだって言いたいワケね」

「誰もそんなこと言ってないじゃないか!」

「言ってるのと同じよ!」

あまりにも理不尽なアスカの言い分にシンジはムッとしながらも、ハァっとため息をついて哀しそうな声で言った。

「もう、アスカが何を言ってるのかわかんないよ。アスカ、なんでそんなに怒るんだよ」

「別に怒ってなんかないわよ」

「怒ってるじゃないか!」

「う〜〜〜、もう知らない! シンジのバカ!!!」

頭から湯気が出そうな勢いで顔を真っ赤にして身を翻すと、アスカは家へ向かって一人走り去って行った。

「なんなんだよ」

理由も分からずに怒鳴られたシンジは、こちらも憮然とした表情のまま走り去るアスカの背中を見つめていた。



バシュッ


アスカは自分の部屋に飛び込み襖を力いっぱい閉める。そして鞄を放り投げると、ベッドに転がって枕に顔をうずめた。

シンジのバカ。どうしてアタシのことが心配だったって言ってくれないのよ。本当は『 ありがとう 』って言いたかったのに。

冷静な頭で考えれば、猫と自分を並べて比較することなど本当に些細でくだらないことなのだが、頭に血が上った今のアスカにはそんな論理的思考はなんの意味もなさなかった。



「ミサトさん、ご飯できましたよ」

「はーい。今行く」

そそくさと席に着いたミサトであったが、いつもと違う食卓の雰囲気に気を取られ、大好きなビールに口をつけるのも忘れてシンジとアスカの顔を交互に見比べる。

「二人ともどうかしたの?」

「別にどうもしませんよ」
「なんでもないわよ」

そう言いつつも、二人の態度は明らかに普通ではない。二人は顔も上げずに俯いたまま、黙々と箸を口に運んでいる。白い湯気がモウモウと立ち上る温かい料理とは対照的に、二人の間にはキンキンとした冷えた空気が漂っているようだ。

「何でもないことないでしょう? 二人ともヘンよ?」

「何でもないったら!! しつこいわよ、ミサト」

ミサトはふぅっとため息をつくと、ビールを口に流し込みながらさらに二人の観察を続けた。

「ねぇ、せっかくシンちゃんが作ってくれたお料理も、そんな顔して食べたらおいしくないんじゃない?」

「ふんっ。シンジが悪いんだからしょうがないじゃない」

「だからなんで僕が悪いんだよ」

「アンタが悪いって言ったら、アンタが悪いの!」

「ふ〜ん、そういうこと」

ミサトは納得とばかりにうなずきニヤッとすると、

「で、ケンカの原因は何なワケ?」

「知りませんよ。アスカが勝手に一人で怒ってるんですから」

「シンジが悪いからじゃない!!」

「僕が何したって言うんだよ!」

「もういい! アンタなんかに私の気持ちがわかるわけないんだから!!」

そう言い放つと箸をテーブルに叩きつけて、ドスドスと足音を響かせながら自分の部屋へ戻って行った。

「あちゃ〜。ご飯も残して行っちゃうなんて、あれは相当ご立腹のようね」

ミサトはいい暇つぶしを見つけたとばかりにニヤニヤすると、シンジににじり寄った。

「シンちゃん、何があったか話してみなさいよ。お姉さんがアドバイスしてあげるわよん♪」

「別に何でもないですってば」

「何でもないはずないでしょう? じゃあ、シンちゃんはアスカがずっとあのままでもいいの?」

「それは」

「ねっ、じゃあ話しちゃいなさい。お姉さんが聞いてあげるから」

そう促されたシンジはついにミサトの好奇心に屈して、今日あった出来事をひとつずつ話し始めた。



「そういうことか。それじゃあアスカが怒るのも無理ないわね」

「えっ、どうしてですか!? 僕は何にもしてないのに」

まさか自分に非があるとは思っていなかったシンジは、キョトンとしてミサトを見つめた。

「シンちゃんには、まだ乙女心はわからないかしらねぇ。アスカはね、シンジ君にいつも気にかけていてもらいたいのよ。どんなときも一番に心配して欲しいの」

「僕はいつだってアスカのことちゃんと気にかけてますよ」

「それは私も知ってるわ。たぶんアスカだってちゃんと分かってる。でもアスカは敢えてそれを言葉で伝えて欲しいのよ。アスカのこと、ちゃんと見てるよって。今日だって何よりも一番にアスカを心配したんだよって、言って欲しかったんじゃないかしら。猫も心配だったしアスカも心配だった、じゃダメなのよ。アスカが一番だよって、シンちゃんの口から聞きたかったんだわ、きっと」

「アスカはそんなことで怒ったんですか? だってアスカと猫は全然別の話じゃないですか」

「そうなんだけどね、アスカにとっては相手が人だろうが猫だろうが関係ないのよ。 ほら、アスカってプライドが高いじゃない? それはアスカが今まで自分の身を守るために必要だったものだと思うから悪いことではないんだけど、そのために自己を表現するのが下手なのね。大好きな人にくらい素直に自分の気持ちを伝えることができたら、アスカもきっともっと楽になれるのに」

「大好きな人って」

「もちろん、シンジ君のことよ」

そう言ってウインクすると、ミサトはビールを飲み干した。

「えっ、ぼ、僕ですか?」

「他に誰がいるの?」

「え〜〜〜っ、アスカが僕のことを、その、す、好きなんて、そんなこと絶対にありませんよ。絶対に」

シンジは顔を真っ赤にしたまま恥ずかしさのあまり、上ずった声でささやかな抗議をした。

「ふふふ。まぁとにかく、アスカとちゃんと話をすることね。アスカだってあんなこと言ってたけど、言い過ぎたって後悔してるはずだもの」

「はい。そうします」

食事の後片付けを終えたシンジは再びキッチンに向かい、手際よく何かを作ってそれをトレーに載せると、アスカの部屋に向かった。



怒りにまかせて部屋に戻ってきたアスカは、再びベッドの上で枕に顔をうずめていた。

またやっちゃった。あんなこと言うつもりなかったのに。シンジがあんまりわからずやなんだもの。ちゃんと『 ありがとう 』って言いたかったのに。

あれこれ思いをめぐらせているうちに、アスカの頬を温かいものが流れ落ちていく。
ぬぐってもぬぐっても溢れてくる涙が、やがて枕の上に大きな染みを作っていた。

止まんない。止まんないよぉ。なんでアタシこんなに悲しいの? なんで涙止まらないの?
シンジ。シンジぃ。シンジに会いたいよぅ。

同じ家にいるはずなのに、その距離がひどく遠く感じられる。襖一枚の距離なのに、何千キロも離れた海の向こうにいるくらい寂しかった。

なんでアタシばっかり、こんなに苦しいのよ。アタシばっかり。
アタシもしかして、シンジのことが好き?

トン トン トン

「アスカ、ちょっと話しがしたいんだ。入っていいかな?」

アスカは涙にぬれた枕から顔を上げた。

あっ、シンジだ。いつもと変わらない声。優しい声。顔が見たい。話がしたい。でもダメ。こんな顔じゃダメ。こんな泣き顔、恥ずかしくてシンジには見せられないもの。

「イヤ」

「そんなこと言わないで、お願いだよ。少しでいいんだ」

「イヤなものはイヤなの!」

「そっか。無理言ってごめんね。あの、サンドイッチ作ったんだ。アスカさっき食事の途中で行っちゃったから、お腹空いてるんじゃないかと思って。ここに置くから良かったら食べてね。じゃあ、おやすみ。アスカ」

シンジは寂しそうな声でそれだけ伝えると、カタカタとトレーを廊下に置いてその場を立ち去ろうとした。

あっ、シンジが行っちゃう。イヤ。嫌。やっぱり待って。シンジ、行かないで!!

アスカは弾かれたようにベッドから飛び起きると、急いで襖に手をかけた。

ガラッ

「アスカ」

突然開いた襖とそこから覗く涙にぬれたアスカの顔を見てシンジは驚いた様子だったが、すぐにいつもの優しい笑顔になった。

「アスカ、入っていいの?」

アスカは返事の代わりにコクンとうなずくと、くるっと向きを変えて部屋に戻り、 ベッドの上に腰をかけて泣き顔を隠すように俯いている。
シンジは廊下に置いたトレーを再び手にするとアスカの机にそれを置き、自分は机のイスに腰を下ろした。

「あの、アスカ。さっきはごめんね。ミサトさんに言われちゃったよ。アスカの気持ちを考えてあげなさいって。アスカの言う通り僕はアスカのこと何もわかってあげていなかったんだよね。本当にごめんね」

些細なくだらないことで一人怒っていたのは自分である。それなのに以前と変わらぬ優しい声で『 ごめん 』なんて言ってくれるシンジを見ていたら、再びアスカの青い瞳からポロポロと涙が溢れてきた。

「ひっく……うぅっ」

顔を伏せたまま必死に声を殺して肩を震わせている。

「えっ、アスカなんで泣いてるの? アスカ、泣かないで。泣かないでよ」

アスカの涙を見て始めはオロオロしていたシンジだったが、静かにアスカの横に座ると手を伸ばし、涙を拭うようにそっとアスカの頬をなでた。
その温かさと優しさがアスカの涙をさらに溢れさせる。

「アスカ」

「ひっく……シンジぃ」

自分の頬に添えられたシンジの温かい手の上に自分の手のひらを重ねると、そのぬくもりがもっと感じられるように自分の頬に強く押し当てた。

どのくらい経ったのだろうか。
青い瞳から流れ落ちていた涙もいつしか乾き、アスカはようやく落ち着きを取り戻した。

「落ち着いた?」

シンジが優しく声をかける。

「うん」

アスカは名残惜しそうに、シンジの手を解放した。

「紅茶、冷めちゃったから淹れなおしてくるね」

立ち上がろうとしたシンジのTシャツの裾を引っ張ると「いい。それでいい。ちょうだい」と手を伸ばしてカップを受け取り、冷え切ってしまった紅茶を飲み干した。

「ふぅ。あ〜ぁ、こんなに泣いちゃって私ったら格好悪い」

「そんなことないよ。全然格好悪くなんかないよ」

「格好悪いわよ。顔だってぐちゃぐちゃだし、目だって真っ赤だし」

「そんなことないってば。アスカは泣いてたって、その、泣き顔だって可愛いから」

「な、な、な、なんてこと言ってんのよ、アンタ」

「だって、本当のことだから」

そう言ってお互い真っ赤になって顔を伏せた。

「シンジ、本当に怒ってないの?」

「うん。怒ってないよ。 ミサトさんにも言われた通り、やっぱり僕が悪かったんだから」

違う。シンジは悪くない。シンジはわがままなアタシに、こうして変わらずに優しくしてくれてる。悪いのはアタシ。他人に、シンジに弱みを見せたくなくて素直になれないアタシが悪いの。
でももういいかな。少しだけ素直になってみようかな。そんなアタシを見たら、シンジは笑う? ううん、シンジは絶対にそんなことしない。わかってる。ちゃんとわかってる。がんばれ、アタシ。

「ご、ご……」

「??」

「ご、ご……」

「ご???」

「ご、ごめんなさい」

「えっ!?」

「だから、ごめんなさいって言ってるのよ」

「あ、うん」

「ちょっと、アタシが謝ってるのよ。他に言うことないの?」

「う、うん」

「もうっ。『 うん 』以外に言うことないワケ?」

「アスカが謝ってくれるなんて思わなかったから、びっくりしちゃって」

「そんなに驚くことないじゃない。アタシだって人に謝ることくらいあるわよ」

なんてウソ。人に頭を下げるのは大っ嫌い。でもシンジにだけはちゃんと謝りたかった。だって、いつまでもそばにいて欲しいから。嫌われたくないから。

「アスカ、僕が悪いのにどうして謝るの?」

「シンジは悪くないわよ。悪いのはアタシ。転びそうになったアタシを助けてくれたのに、怒ったりして悪かったわね」

「ねぇ、なんであのとき急に怒り出したの?」

「なんでって」

そんなこと言えるわけないじゃない。シンジに抱きしめられて気が動転してたなんて、アタシのことがいちばんだって言って欲しかったなんて、そんなこと言えるわけないじゃない。

「ねぇ、なんで?」

「なんでもないわよ。そういう気分だったの!」

「そういう気分て。理由もないのに怒ったの?」

「いいでしょ、たまにはそんなことだってあるわよ」

「そうなの? まあいいか。こうしてアスカが機嫌を直してくれたんだし。でも好きな人に訳も無く怒られるのってすごく哀しいから、こういうのは今回だけにしてほしい……あっ」

キランとアスカの目が一瞬輝いた。

「アンタ、今なんて言った?」

「な、何にも言ってないよ」

「今『 好きな人 』って言わなかった?」

「い、言ってないってば」

「それって、アタシのことよね。そうよね? 言ったわよね!?」

口が滑った感のある告白ではあったが、こんなチャンスはもう二度と来ないかもしれない。こうなればアスカも必死である。

「言っ・た・わ・よ・ね!?」

あまりのアスカの迫力に圧倒され、とうとうシンジはうなずいた。

「う、うん。」

「へぇ〜、アンタってアタシのことが好きだったんだ〜」

少々強引ではあるがシンジにうんと言わせたアスカは、冷静を装ってからかい口調で答えるも、自然と口許が緩んでくる。

笑うな、アタシ。笑うな! あ〜ん、ダメ、顔が勝手に笑っちゃう〜。だって、嬉しいんだも〜ん。シンジが、あのシンジがアタシのこと好きなんだって。大好きなんだって〜〜〜!!!

そこまでは言われていないのだが、アスカの中では『 大好き 』に変わってしまっている。この超楽観的前向き思考は、恋する乙女の特権であろうか。

でもやっぱりちゃんと。

「ねぇ」

「なに?」

「ねぇ」

「なぁに?」

「ねぇ、もいっかい」

「??」

「もう一回ちゃんと言って」

「えっ、あ、あ、うん」

シンジはアスカの方に向き直り、姿勢を正すとアスカを正面からまっすぐ見つめた。

「ぼ、僕は、アスカのことが好きです」

「……も」

「え?」

「アタシも」

やっと聞き取れるくらいの小さな声で答えた。

「アタシも好き」

「ホントに?」

「あっ、やっぱり訂正」

「へっ!? 訂正って、やっぱり僕のこと」

「好きじゃなくて、だ〜〜〜い好き!!」

そう言うと、シンジの胸に飛び込んで背中に腕を回し、ギュッと抱きついた。

「ちょ、ちょっとアスカ!」

シンジはバランスを崩して後ろに倒れそうになりながらも何とか体勢を立て直すと、 自分にしがみついているアスカの背中にそっと腕を回した。
アスカはシンジの胸に顔を擦りつけながら、少しだけ顔を上げてシンジを見上げる。

「アタシ、シンジのことを好きでいてもいいのかな」

「うん。すごくうれしい。もう一度ちゃんと言うね。僕の彼女になってください」

「好きよ。バカシンジ」

シンジはアスカを抱く腕に力を込めると、アスカの匂いを体いっぱいに吸い込んだ。



...終



あとがき

初めての短編、いかがだったでしょうか?
短い文章にまとめるって、けっこう難しいんですね。

今回はLAS街道の入り口ということで、
アスカとシンジがくっつくところから書いてみました。
でも、上手く書けたかなぁ。どうかなぁ。不安です。

次回の短編も、ぜひ読んでくださいね。




目次     ホーム