サードインパクトが起きてから1カ月・・・・・
あたしは、もどかしい気持ちを抑えて病院のベットの上で考え込んでいた。
もうあたしの前に『アイツガイナイ』そうもうシンジはいない・・・・・
あたしのせいでLCLになった。
今になって考えても遅いけど、あいつの心をもっと早く助けてあげることができたんじゃないかと・・・・・
もちろん、同情や哀れみなどではない『LOVE』心から愛をまごころを届けることができたんじゃないかって思う。



It is not possible to say though it loves. 前編   written by MAGI様




「アスカ大丈夫かしら」
「身体的にはもう平気なはずよ 彼のおかげでね」
「ええ そうね」
ネルフでおなじみの二人の女性がネルフ直属の病院の廊下を歩いてきた。
行きつく先は、アスカの病室


「アスカ入るわよ」
「ミサト、リツコ」
「どう?アスカ元気してた?」
「見ればわかるでしょ」
「それもそうね」
「ねぇミサト」
「ん?なにアスカ?」
「アタシ、シンジを助けることができなかったのかな・・・・」
「そんなことは誰にもわからないわ 誰にもね」
「でも、あんなことになる前にアイツのこころは救うことはできたはずよ!」
「アスカ! もう自分を責めるのはやめなさい」
「だって、アイツは・・・・アイツはあたしのために死んだようなものなのよ」
「好きだったのに・・・・大好きだったのに・・・・言えなくて」
「なんでこんなことになんなきゃいけないのよっ」
アスカは自分を引き裂くか如く抱きしめながら泣いていた。




....続く



☆あとがき

どうもMAGIです。
このたび新しいSSを書かさせていただきましたwww
向日葵さんごめんなさい
今回のコンセプトがなんて言うか「この気持ち届け」ってな感じなのでこのような書き出しになってしまいました。
大丈夫です。安心してください。LAS人の僕が痛い小説を書けるはずがありませんので。

あと今回のSSは前篇・後篇にわかれていますのでご了承をお願いします。


MAGIさんへのご感想はこちらまで。




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